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茨城県の南部に位置する阿見町は、水資源と気候に恵まれている地域です。阿見グリーンメロンや銘柄産地の指定を受けたすいかやれんこんなど、地域の魅力を感じられる特産品がたくさんあります。観光スポットも充実しており、一度は食べたことのある雪印メグミルクの阿見工場、アメリカ西海岸をイメージした街並みの中に、さまざまな店舗があるあみ・プレミアムアウトレットなども人気です。
本記事では食べ物にも、観光スポットにも恵まれた阿見町の魅力を紹介します。
まずは阿見町の基本的な情報から見ていきましょう。
まず阿見町の人口は、昭和60年の段階では37,670人でしたが、時が流れるにつれて徐々に増えており、平成27年で47,535人、令和4年4月時点で49,224人になっています。
次に年齢別人口割合ですが、0歳~14歳が12.4%、15歳~64歳が59.7%、65歳以上が28.0%となっています。
60歳以上の年齢で見ると、阿見町は茨城県全体よりもわずかに高齢者が少ない地域といえます。
参考:市町村のデータ(阿見町)
茨城県常住人口調査結果(令和4年7月1日)
次に産業別人口割合を見ていきましょう。
こちらは基となるデータが少々古く平成27年となりますが、第1次産業が3.93%、第2次産業が27.21%、第3次産業が68.86%となっています。
ここからは、住まいを構える土地として考えたとき、阿見町とはどのような町なのかを見ていきましょう。
阿見町に住む人の多くは、日常的に車を移動手段として活用しています。阿見町から水戸市へは常磐自動車道を使えば1時間程度、東京駅までは1時間半程度でアクセス可能です。
また、首都圏中央連絡自動車道も近く、インターチェンジも豊富なため車があるとアクセスの幅が広がります。JR常磐線土浦駅や荒川沖駅も町内にあるため、電車を使った移動ももちろん可能です。
阿見町は茨城県南部に位置し、高速道路も使いやすいことから、休日に都内を訪れるのは難しくありません。
あみプレミアムアウトレットからは関東各地に向かうバスが定期的に運行していて、往復クーポンを利用してお得にアクセスできます。公共交通機関が充実おり、車を持たない人でも比較的暮らしやすいといえるでしょう。
茨城県全体が1年を通して過ごしやすい気候です。阿見町もその例にもれず、1年を通して快適に過ごせるでしょう。とくに茨城県は快晴の日が高く、全国的に見ても冬場の快晴率はトップ5に入るほどです。
内陸側は雨量が少ないので年間を通してカラッとしています。茨城県は日本地図で見ると太平洋側ということもあり、山が雪雲をせき止め降雪量は少ないのも特徴です。
阿見町には8つの小学校と3つの中学校があります。
【阿見町の小学校と児童数】令和3年5月1日時点
阿見小学校 | 541名 |
本郷小学校 | 413名 |
君原小学校 | 65名 |
舟島小学校 | 197名 |
阿見第一小学校 | 377名 |
阿見第二小学校 | 150名 |
あさひ小学校 | 774名 |
児童数は上記のとおりで、最も児童数の多い小学校はあさひ小学校、最も少ないのは君原小学校となっています。
未就学児には、第3子以降の子を出産した保護者に祝い金を支給しています。また、阿見町地域子育て支援センターは子どもをのびのびと遊ばせることができ、子育て情報を収集する場所としても有効活用できます。
そのほか、児童館の開館や子どもの健康に関する事業や健康検査も実施しているので、子育てに適した町だといえるでしょう。
阿見町の犯罪率は1.4%ほどで、中心都市である水戸市の1.6%・つくば市の1.9%と比較してやや低い水準となっています。
2%など大都市と比べてもやや低く、比較的安心して過ごせる地域といえるでしょう。東京や水戸市へのアクセスが良い一方で、のびのびと子育てができる環境があるため人口が順調に増えているのかもしれません。
人気の商業施設のあみ・プレミアムアウトレットには国内外の多数のブランドが揃っているほか、飲食店も充実しています。子ども向け遊具もあるので1日遊ぶのに最適で、阿見町に住む人もそれ以外の人も多く訪れるスポットです。
また、毎年あみ・プレミアムアウトレット内でおこなわれている観光物産イベント「まい・あみ・マルシェ」は、特産野菜やおみやげなどの地域の魅力が楽しめるイベントを開催しています。
また、予科練の制服である7つのボタンをモチーフにした7つの空間から構成された常設展示室と、展示企画や講演会、研修会を展開する20世紀ホールがある予科練平和記念館もあります。館の収蔵資料や図書の閲覧ができるのも特徴です。
季節によって顔色を変える阿見町ふれあいの森は、平地林を活かした総面積約12ヘクタールの森で、散歩や自然の魅力を楽しむのにピッタリのスポットです。バーベキュー施設も提供しているので、家族で行っても楽しめます。
最後に阿見町にあるバス停周辺の施設を紹介します。
阿見町役場と阿見町立阿見小学校、阿見町立阿見中学校のあるスポットです。開けた景色に解放感があり、木々も多いため四季折々のよさを感じられるでしょう。
阿見中央公民館自体は、体育館や図書館がある施設です。充実した施設を活用して、さまざまなイベントを開催しています。
少し離れてしまいますが、綺麗に管理されていて週末は家族で賑わっている阿見町総合運動公園もあります。野球上や陸上競技場、サッカー場が併設されているため、スポーツするのに最適です。散歩コースとしても子どもの遊び場としても活用できます。
すぐ近くにこぢんまりとした子ども向けの展望台もあり、遠くの牛久大仏様が見える場所もあります。
阿見町総合運動公園の近くにはふれあい動物園ANIMAがあり、色々な動物と触れ合えるスポットとして地元の人に愛されています。入園自体は無料なので、いつでも気軽に行けるのが特徴です。フクロウ、ワラビー、プレーリードッグなどの動物とふれあえて、うさぎ、豚、羊は散歩して遊べます。
規模としてはあまり大きくありませんが、無料で動物と遊べるスポットなので、阿見町に行ったら覗いてみるのがおすすめです。
有料になりますが動物の餌付けもできるため、なかなかできないふれあい動物園ANIMAならではの体験をANIMAでするのもよいでしょう。
阿見町には整った環境があるため、農業が盛んな地域です。特産品も多く、美味しい食べ物も揃っているので一度食べてみるのがおすすめです。
また、観光スポットも充実しており、あみ・プレミアムアウトレットや予科練平和記念館など観るスポットが多くあります。
車が必要になってしまいますが、バスと電車の利用もできて都心へのアクセスも可能な地域のため旅行先、移住先として阿見町を選択してみてはいかがでしょうか。